構造についての用語

ラジアル構造

ラジアルとは、タイヤ内部のゴム繊維(カーカス)が接地面と直角になるように重ね合わせられています。タイヤを横から見たときに中心から放射状に見えるので「ラジアル」と言われます。トレッド面にベルトでカーカスを固定して構造を補強しています。この結果トレッド面が硬く、強くなり、側面が柔くなることでタイヤの寿命が延び、走行安定性や燃費が向上する効果がある反面、タイヤ側面が弱く、路肩の縁石で擦ってしまうとタイヤとしては致命的損傷を受けることになります。1946年ミシュラン社は鉄の帯のラジアルタイヤを実用化し、1948年ピレリ社はレ-ヨン繊維の柔らかなラジアルタイヤを製品化しました。

ラジアルタイヤの構造についてはタイヤの基礎知識で図解入りで解説しています。

バイアス構造

タイヤ構造

バイアス構造とは、タイヤ内部のゴム繊維(カーカス)が斜めになっていて、層ごとにクロスさせて重ねていく構造になっています。カーカスを斜め(バイアス)に配置していることから、バイアス構造と言います。最近では乗用車タイヤではバイアスタイヤはほとんど見かけなくなりました。一部、トラック、建設機械等で使われています。

ビード部

タイヤの内部構造・名称

ホイールと組み合わせる部分。タイヤとリムを固定させる働きをします。

チェーファー

リムとの摩擦からカーカスを保護する補強の役目をします。

ビードワイヤー

何本ものピアノ線でカーカスコードが遠心力や圧力でずれないようにリムに固定します。

カーカス

タイヤの骨組み。タイヤ全体の形を決定します。

サイドウォール部

柔らかくたわみます。スムーズにたわむことで遠心力やショックに耐える働きを持っています。

インナーライナー

チューブレスタイヤのみにある、タイヤ内部に貼ったゴム。

スタビライザー

コーナリング性能向上のためにビートを補強して剛性を高めています。

ショルダー部

接地面との摩擦で発生するトレッド部の熱やタイヤ内部の熱を逃がす役目があります。

ベルト

ラジアルタイヤのみにあります。カーカスを固定してトレッドの剛性を高めます。

オーバーレイヤー

遠心力によるベルトの浮きや剥離を防ぎます。

トレッドゴム

直接路面に接地する部分で、タイヤの種類によって原材料の配合が変わります。

トレッド部

直接路面に接地する部分で、グリップや排水、磨耗に密接に関係する「トレッドパターン」が刻まれています。

 


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