タイヤの安全基準と事故

タイヤの安全基準・国際規格

タイヤは、サイズにより外径・幅の寸法・ロードインデックス・適応リム幅・最大空気圧
・最高速度などが定められていて、その規格に合わせてタイヤは製造されています。

では誰が、その規格を決めているのでしょうか?

国際標準化機構(ISO):世界共通のタイヤ標準規格
(その他タイヤの規格は各国に存在しています。)
日本:日本自動車タイヤ協会規格(JATMA)
ヨーロッパ: The European Tyre and Rim Technical Organisation(ETRTO)
ドイツ:Deutsches Institut fur Normung(DIN)
アメリカ: The Tire and Rim Association(TRA)

国産タイヤはもちろん、輸入タイヤについても、各国の安全基準に則った規格で生産されています。
このような基準で製造されたタイヤは品質、性能ともに安全であると判断できるでしょう。
輸入タイヤを購入する場合の判断基準のひとつとなります。

 

タイヤに関連する事故について

バースト

走行中にタイヤがいきなり破裂する状態を「バースト」と言います。

「バースト」の原因タイヤ バースト

・縁石などに衝突してできたサイドウォールの傷
・空気圧の不足

これらに加えて高速道路の高速走行が引き金になることが多いようです。

もし車が高速走行中にバーストしたら
単独スピンや道路外への飛び出し、後続車を巻き込む多重事故を覚悟しなければなりません。
停車中のトラックのタイヤがバーストして、横に停車中だったワゴン車に乗っていた人が、バーストの爆風で重症を負った、という事故もありました。

このように命に関わる重大事故も防ぐ方法はあります。

まず第一に、タイヤを目視で確認することです。
教習所では始業点検に入っている項目ですが、ほとんどの人がやりません。

特にサイドウォール(タイヤの横側)にキズや擦れがないか、を確認します。
そして、適正な空気圧になっているかどうかを確認します。

輸入タイヤの場合は2つの規格があって、日本のJATMA規格とは内容が違うことがあり空気圧を高めにしなければいけない場合があります。

タイヤ購入の際に取付店で必ず確認しましょう。
空気圧はガソリンスタンドでチェックできますので、こまめに確認しましょう。

ハイドロプレーニング現象

路面に溜まった雨水を、タイヤはその溝によって排水しながら路面をグリップします。
しかし、溝による排水が追いつかなくなるとタイヤが水面上を滑ってゆく状態になってブレーキが全く効かなくなります。
これをハイドロプレーニング現象と言います。

ハイドロプレーニング現象

ハイドロプレーニングの原因

排水が追いつかなくなる原因は以下の通りです。
・タイヤの摩耗によって残溝が浅くなる
・路面の水量が多い(深い)
・タイヤの空気圧不足
・スピード超過

池のような道路?を走る場合は別としてタイヤに溝がしっかり残っていて、適正な空気圧、制限速度を守っていればハイドロプレーニング現象に見舞われることはあまりありません。

タイヤに関わる事故の大半は、「タイヤを見ていない」ことが原因です。

普段からタイヤの様子と空気圧のチェックを怠らなければリスクは格段に少なくなります。

スタンディングウェーブ現象

タイヤのある一点が路面に接している時間は60km/h走行時で
0.007秒(7/1000秒)です。
このわずかな時間の間にタイヤはたわみ、そして元の状態に戻る、という変形を繰り返しています。

ところが、接地してへこんだ形が元に戻る前に
タイヤが一周してしまうと、スタンディングウェーブ現象
たわみが次々と蓄積されて
タイヤの波打ち現象「スタンディングウェーブ
が発生します。

この現象が起こると、あっという間にタイヤが
バースト(破裂)することもあります。

スタンディングウェーブは高速走行時に発生することが多く、
・速度を控えて走行する
・過積載・片荷(偏った積載)は避ける
・タイヤの空気圧を規定値に保つ

といったことで防止できます。


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